抗真菌薬と抗生物質の違いについて

抗菌真菌薬は抗生物質とは異なる薬剤です。抗生物質は微生物から出来た化学物質ですが、抗真菌薬は抗生物質と人工的に合成させた化学物質を抗真菌薬と呼んでいます。では、抗真菌薬はどのような病に効果があるのかをご紹介します。

冬にも水虫が!?水疱型は抗真菌薬で治療しよう

水虫といえば夏に発症する皮膚病というイメージがあります。
しかし、最近は冬にも発症し皮膚科に駆け込む方が増えているようです。

水虫=夏というイメージが定着しているのは、水虫を引き起こす「白癬菌」に理由が隠されています。
白癬菌はカビの1種で、温度と湿度の高い場所を好む傾向にあります。
ですので、今までは夏に水虫を発症する方が多かったのです。
実際、今でも夏に水虫になる方も少なくありませんが、生活スタイルの変化などにより冬でも発症するケースが増えつつあります。

冬、水虫になる原因の1つと言われているのが「ブーツ」です。
ブーツは他の靴と比べると、中に湿気が溜まりやすい構造になっています。
ブーツ内部の湿度が上がると当然、白癬菌に感染しやすくなってしまうのです。
特に女性はブーツを履く機会が多い、冬場には注意しましょう。

この他にも温泉も水虫を発症する危険性があります。
温泉に置かれているバスマットには、ほぼ100%の確率で白癬菌が付着していると言われています。
そのバスマットを踏んでしまうと、白癬菌が足の裏に付着し水虫の発症率が上がってしまうのです。

このような事から、冬も水虫になりやすい季節という事が分かります。
水虫の症状といえば強い痒みが有名ですが、中には水疱ができるタイプも存在しています。
水疱ができる水虫は「小水疱型」と言われており、赤みを帯びた小さな水疱ができるという症状が現れます。

痒みと共に水疱ができたら水虫を疑ってみましょう。
皮膚科では抗真菌薬で治療を行うのが一般的です。

皮膚に症状が現れている場合は、抗真菌成分を配合した外用薬で治療を行います。
最近の抗真菌外用薬は1日1回のケアで、十分に白癬菌を退治できるようになっているので、忙しい方でも治療を続けやすいでしょう。